あなたとわたしの交歓広場



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<オーナーのメッセージ>
ようこそ 『舞の部屋』へ
   こんなエッチしちゃったなんて体験小説
   こんなエッチしてみたいなんて願望小説
 みんなで 楽しく書いてみようよ
 男と男だけじゃなく 男と女 女と女でもいいよ
 舞も一生懸命書いてみるからさ
 文章のうまいヘタなんて関係ないよ
 意外と新しい出会いが 待ってるかもよ
 勿論 メールアドレス伏せたっていいよ
 それから 投稿された作品の感想とか
      投稿した方とお付き合いしたいなんて
      書き込みもいいよ
     ただ 誹謗・中傷する書き込みはダメよ
        その場合 削除しちゃうわよ
  じゃ みんなからの投稿楽しみにしてるね

なお、舞の小説は・・・、
 『悶絶』−−−−−−−−−−−は、12月24日から、
 『従業員の女になって』−−−−は, 1月 2日から、
 『幸せ?(総務課長)』−−−−は、 1月31日から、
 『副操縦士』−−−−−−−−−は、 3月22日から、
 『記憶』−−−−−−−−−−−は、 4月24日から、
 『看護婦になった私』−−−−−は、 4月30日から、

小鶴さんの小説は・・・、
 『エッチびとの臨終』−−−−−は、 1月 8日から、  

書き込まれているので、暇な時、読んでね。
                                         舞


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コンビニの店長 投稿者:舞(6月30日(月)22時36分58秒)

   
        コンビニの店長 −( 7 ) 
 「もし、叫ばれたら終わりだ・・」と思ったのです。
もし叫ばれたならば、そして、私の下着女装が世間の人に知られることになったら、
「私の人生は終わりだ・・・このコンビニを捨てて、何処かへ行かなくちゃ・・い
けない」と考えたのです。
この時には、お店の中にはお客様の姿が見えないと言っても、大声を出して叫んだ
らば人々は寄ってくるでしょう。寄ってくれば、私の女装姿は知られて、私は笑い
者になることでしょう。
一瞬の間にそんなことを考えた私は「何でもいたします・・・。ですから、人には
言わないで下さい」と、彼の足元に跪いてお願いをしていました。
私は半分、泣いていたようです。

 「そうだなぁ・・・何でもするのか・・・?」
修様は馬鹿に落ち着いた声です。彼は私の処遇を考えているみたいでした。
彼は頭の良い子です。この2〜3週間の彼の仕事振りを見ていて私は感じていまし
た。何かを教えても直ぐに理解をして、教えた通り行ってくれるのです。
もうこのようになってしまったら、彼のどのような要求であろうと、私は飲まない
といけないようです。覚悟は決めざるを得ないようです。
出来るならば、無理な要求はしないで欲しいと内心では考えていました。
「じゃぁ・・・しゃぶって貰おうか・・・」
暫く私の下着女装の姿を眺めていましたが、彼は要求を出して来ました。
「ハイ・・?」と一瞬ですが、何を言われているのか判らずにキョトンとしていま
す。
彼は黙っていてくれる代わりに「給料でも上げてくれ・・・」とでも言い出すので
はないかと思っていました。

 「ズボンを降ろして、俺のをしゃぶってくれよ・・・」
再び彼の落ち着いた声が聞こえています。思いがけないことを言い出したのです。
彼は分かれた彼女が今のように前に跪いた状態で、おしゃぶりをしていたことを
想い出していたのです。女の下着を着けた私が腰に縋りついているのを見て、突然
思いついたらしいのです。
言われた私は吃驚仰天しました。男性のものをおしゃぶりするなんて、とんでも
ないことです。私は女になりたくて下着女装をしておりますが、決して男性の肉体
が欲しい訳ではありません。
私は驚いて彼を見上げました。

「おやっ、何でもするんじゃなかったかな・・・?俺が言いふらしても・・・いい
のかな・・・?」
眉を顰めた私の顔を見て、彼が嘆息したように言っています。その言い方は面白が
って私を甚振っているような言い方でした。
「イヤァ。言いふらさないでぇ・・・」
彼の意地悪そうな言い方に対して、またまた、女の悲鳴を上げる私でした。(続く)

 

コンビニの店長 投稿者:舞(6月26日(木)21時20分27秒)

   
        コンビニの店長 −( 6 )
  私はズボンも履けずに手に持ったまま、固まってしまいました。
修様は白いブラを着けた私の丸くなっている背中を見て、『店長はなんて色が白いの
だろう、まるで女見たいだな・・・』と思っていたようです。後で聞かされました。
「店長。店長は女になりたいのですか・・・?」
下着女装をしているのを見つかってしまって、パニックに陥ってしまっている私に
修様は聞いて来たのです。随分とストレートな聞き方ですが、私には答える術もあり
ません。
黙って、女のように両手で顔を覆ってしまっている私に、修様は近づいてきます。
「・・・・・」
私はイヤイヤと首を振っていました。

「答えろよ!」
俄かに、キツイ、恐ろしげな声がしました。今までに私はそんな恐ろしげな声を聞
いたことがないような声に聞こえています。
普段お話する時の彼の声は優しい方でしたから、ビビッテしまいました。
「女になりたいのか・・・?と聞いているのだ!」
再び恐ろしい声で聞かれまして、もう如何したら良いのか判らなくなっている私は、
下を向いたまま小さく頷いていました。
「店長が・・・下着女装をしているなんて・・・みんなが知ったらば、如何思うだ
るう・・・?。言ってしまおうかなぁ・・・」
一転して普段の優しい声です。しかし・・・最後のところは、何故か面白がってい
るような猫撫で声でした。
しかし、言っていることは、誰にも知られたくは無い私の秘密でした。

 彼の呟くように言った脅迫とも取れる最後の言葉に、私は震え上がりました。
「イヤ、イヤッ・・・誰にも言わないでェ・・・お願いィィ・・・」
女装をしていることで気持ちまで女になっていた私は激しく首を振りまして、女言
葉でお願いしていました。
「店長がぁ・・・」
突然、彼が大声を出しました。
「お願い・・・大声を上げないでぇ・・・」
突然大声を上げた彼に吃驚しまして下着を着けたままの裸で、彼の足元に跪いてい
ました。
「店長が女装しているぞ!」と叫ぶと思ったのです。「大声を上げられたらば、幾ら
田舎だと言っても他人は飛んでくるでしょう。そして、私の秘密にして置きたい
女装姿が見つかってしまう・・・」と思ったのです。
跪いた私は彼の腰に手を廻して、必死に彼を押し留めようとしていました。(続く)




 

コンビニの店長 投稿者:舞(6月25日(水)22時24分20秒)

   
        コンビニの店長 −( 5 )
  用意してあったブラジャーを当てホックを留めた後に後ろに廻し、肩紐を掛けま
す。そして、パットをブラの中に入れました。
鏡には白いポッチャリした身体に白いブラが盛り上がっていて、赤いサスペンダーに
白いナイロン製のパンティを履いた小柄な女が写っていました。
まだお化粧をしていなく男の顔のままですが、首から下は色白の女性です。
私の身体は死んだお袋に似ているのでしょう、小柄で骨が細くって、色が白いのです。
一瞬ですが、ウットリとして首から下の女装姿に見とれている私です。

 その時です、何気なく見たテレビの画面に吃驚しました。
お店のレジが写っているモニターに突然、人の手が写っているのです。
だって、入り口のインターホーンは鳴ってはいないのです。そして、私は女物の下着
を着けているだけの裸なのですもの・・・
大慌てでズボンを置いた机のところに戻り、ズボンを履こうとしました。
しかし、焦っているためにか、ズボンの右足と左足を間違えて、左足のところに右足
右足のところに左足を入れていたのです。そのままでは前後が逆なのです。
ズボンを引き上げてから間違いに気付いた私は泣きそうになりながら、ズボンを下げ
たのです。

 その時です。突然、お店との境の扉が開いたのです。
「店長。何をしているのですか?店が空っぽですよ・・・」
私は女の下着だけの裸で、入り口の扉を背にして焦っていました。扉を開いた修様の
声に驚き、途方に暮れました。扉が開くとは想像だにしなかった私は振り向いたまま
困惑で固まってしまったのです。
暫く2人とも動かなかったようです。いえ、動けなかったと言った方が良いでしょう。
沈黙の時が過ぎました。
「店長。店長は・・・こんな趣味が・・・あったんですね・・・」
驚きの時が過ぎまして、やや上ずった修様の声がしました。固まっていた私は恥ずかし
さから、顔を上げることも出来ませんでした。
「ああ・・・見られてしまった。如何しよう・・・」とは思っていましたが、真っ白
になった頭の中では、「次に何をするか・・・」と言う考えは浮かんで来ないのです。

 「しかし・・・店長。勤務時間内に・・・こんなことをしていちゃぁ、困ります」
先に立ち直ったのは修様の方でした。修様は私を小馬鹿にしたような笑いを浮かべて
言いました。
それは・・・どちらが年上の男で使用人か、判らない言い方でした。
「スミマセン・・・です」
入店したばかりの新人に言われるような言葉ではありませんでしたが、恥ずかしさの
余りに私は謝ってしまっていたのです。
下着女装をしたままの裸でいるところを見つかってしまっては、今は返す言葉も無い
のです。(続く)

コンビニの店長 投稿者:舞(6月23日(月)22時30分55秒)

   
        コンビニの店長 −( 4 )
  普段の日だったらば、事務室に入って直ぐにモニターのスィッチを入れるのです
が、一昨日の下着類のお買い物が気になって、モニターのスィッチを入れる前にロッ
カーに行きガーターとストッキングを出してから、スィッチを入れたのです。
これが・・・間違いでした。
私の知らない間に、修様がお店の中に入って来てしまったのです。
剃刀とシェービングジュリームを選んでいたのです。修様は「自分が勤務している間
にこの2点を購入しよう」と思っていたらしいのですが、帰りがけまで商品の出し入
れをしていたのでスッカリ忘れてしまったようです。
車で走り出してからそれを思い出して、引き返して来たのです。

 お店のモニターと言っても田舎のコンビニですから、人の出入りがある入り口の
ところと、レジから見てお店の死角になっているところを写すモニターと、後はレジ
の手元を写すものとしかありません。
事務室にあるモニターテレビでは、お店の中全部を写すことはできないのです。
入り口の扉を開くと、事務室のチャイムが鳴るようにはなっていますが、その晩は
音量が最低になっておりまして、購入した下着に夢中になっていた私には聞こえな
かったものと思われます。
修様の居た剃刀とシェービングクリームの場所はちょうどモニターの死角に入って
いました。

     < 女になって・・・ >
 3台のモニター画面に目をやった私は、テレビに誰も映ってはいないことを確認
してから、薄いブルーの制服とその下の白いタンクトップを脱いで上半身裸になり
ました。
また、3台のモニター画面を見ましたが、テレビには誰も映ってはいません。
昨日の晩は私も出席したお通夜に出て、こっちに流れて来たお客様がいたのですが、
今晩はそんなことを無いようです。
私は安心しまして、ズボンを脱いでその下に履いていた黒のパンストと白いショー
ツを降ろして丸裸になりました。

 そして・・・急いで包装してある袋を破いて真っ赤なガーターベルトを取り出し
ました。それを腰に巻いて、濃いブラウンのストッキングを履きました。
ガーターベルトの吊り紐にストッキングを吊り、裸の下腹部をこれは前回買って
あってロッカーに仕舞ってあったピンクのパンティで隠したのです。
私の陰毛は薄いのですが、周囲をカットしてありまして上の方だけなのです。
お店から見たら裏側になるのですが、事務室の扉には全身が写るような鏡が置い
てあるのです。その鏡の前に立って全身を写すと、真っ赤なガーターで吊ったブラ
ウンのストッキングと白のパンティが扇情的です。
パンティには薄っすらと黒い茂みさえ写っていました。(続く)

コンビニの店長 投稿者:舞(6月21日(土)22時49分03秒)

   
        コンビニの店長 −( 3 )
 
   < 私の女装癖 >
 母が生きている時は癖も出ませんでしたが死んでから、私は女性下着を身に着ける
ようになりました。それも・・・常時です。
上衣だけのコンビニの制服の下には、白か薄いブルーの女物のタンクトップを着まし
て、ズボンの下には色物のパンティを履いて、その上に普段は黒の、時たまは肌色の
パンストを履いているのです。
冬の寒い時などは厚手のシャツを制服の下に着ますので、色物のブラジャーを着ける
こともあります。制服は薄いので、透けて見えるのが難点で、だから私は普段の時は
ブラジャーを着けたいのですが、着けてはいません。
近頃のコンビニは女性の下着類も扱います。当店でも購入することが出来ます。
店番が私1人になったらば、時々は女性の下着を購入します。勿論、幾らオーナー
だからと言っても商品には自分でお金を払っていますよう・・・

 配送が遅れた例の日の前々日に商品棚に並んだ、女性下着で真っ赤なガーターベル
トと太股まである黒い網のストッキングがお店に並びました。
お店に並べられたそれを、私は身に着けたくて仕方がありませんでした。
その日の夜中、実際は翌日の朝早くですね。1人で店番をしている時に、その商品を
手に取っています。
ガーターは黒と白と真っ赤なのと3色ありましたが、真っ赤なガーターとブラウンと
ブラックの2足のストッキングを選んでレジを打ったのです。
でもその日は、お客様は明け方までポツリポツリとですが切れ目無く入りまして、折
角購入したそれを身に着けている暇はありませんでした。
私は心残りながら、そのガーターとストッキングをお店の奥の事務室兼更衣室の自分
のロッカーに入れたのです。
次の日の夜は、ご近所で、と言っても1キロは離れていますが、それでも田舎ではご
近所なんです。通夜がありまして、それに出席しましたので、私は下着女装は致しま
せんでした。

 下着類がお店に並んだ次の次の日です。配達が遅れた日です。実際は0時を廻って
いましたから、次の日になります。
田舎のコンビニでも、お客様の来店には波があるのです。お客様の入る日と、入らな
い日があるのです。
今日売り上げが上がったと云う日の次の日はそうでも無い日になるものですが、一概
には言えません。
修様が帰ったのをお店の外に出て確認した私は、お店には誰もいないことをよいこと
に、お店の奥の事務室に入りました。
そして、私専用のロッカーから、購入したままになっている例のガーターとストッキ
ングを取り出したのです。その時に、これも以前購入した白のブラウスも取り出した
のです。
それから、お店の内部を写すモニター画面のスイッチを入れました。(続く)

コンビニの店長 投稿者:舞(6月19日(木)22時36分59秒)

   
        コンビニの店長 −( 2 )
  この辺りは田舎でして、夜ともなれば真っ暗なのです。隣のコンビニまでも3キ
ロもあるのです。
大都会にあるコンビニは如何かは知りませんが、私の田舎のコンビニは経営も厳しい
のです。
それは・・・バイトの人を店員として増やせば、店長自らが店番に立たなくとも澄み
ますが、私のところでは経費の関係上そうは行かないのです。
私の睡眠時間も、出来るだけは寝るようにはしているのですが、切れ切れになってし
まいます。キツイことはキツイのですが、「これもコンビニの店長の宿命だろう」と
考えて諦めております。


    < 配達車の遅れ >
 修様との出会いは、半年前に遡ります。
店に貼り出した『スタッフ募集』の貼紙なのです。その貼紙を見て、1番最初に応募
して来たのが修様なのです。
面接は店長私自らが行いました。
修様は昼間は市内の工務店で働いているそうでした。「夜ならば、勤めることが出来
る・・・」と言うので、7時半から夜の11時半までの4時間を働いて貰うことに
したのです。
その時間はポツリポツリですがお客様も見えますので、近所に住んでいる40代の
主婦と修様とで店番をして貰うのです。店内の清掃と商品の入れ替えも仕事の内です。
10時半に主婦の方を帰って、11時20分に私が仕事を引き継ぐまでは彼は1人で
店番をします。11時半には修様の仕事は終わり、彼は帰ります。
そして、朝方までは私1人で店番となるのです。

 修様がお店に勤め始めて20日程経った頃です。
普段の日は午後の10時に来ますコンビニの会社の配送車が、その日はなかなか来な
いのです。配送車の故障だったようで、0時近くなって来たのです。
9時半ごろ運転手の方からお店の方に連絡が入って「遅くなるけれど、必ず行きます」
とのことでした。
修様が「荷物の入れ替えが大変だから、俺が居てやるよ!」と言ってくれて、残って
くれたのです。
「明日は午後から仕事に行けばいいんだ!」
修様はそう言っていますので、配送車が来ましてお店の商品を古い物と新しい商品と
並べ終えるまで、彼にお付き合いをお願いしたのです。

「修君。ゴクロウサン。このパンと牛乳とジュースを持って帰るといいよ。どうせ
明日は売れ残ってしまうのだから・・・」
そう言って彼を労い、私はお店の商品の食べ物を袋に入れて彼に渡しました。
「それじゃぁ・・・帰ります」
修様は自分の黒の軽自動車に乗り込んで帰って行きました。彼はこのコンビニから
4キロ程離れたところにある自宅から、軽自動車で通っているのです。
修様の優しい心に感謝しながら、私はお店の入り口まで出て彼を見送りました。(
続く)

コンビニの店長 投稿者:舞(6月17日(火)22時42分49秒)

   
        コンビニの店長 − ( 1 ) 

    < 田舎のコンビニ >
 「オイ! 店長。お客様だぞ・・・」
「ハァ〜イ。いらっしゃいませ」
コンビニエンスストアの店の裏に有る事務室で、立ちバックで私の後ろの孔を使って
いらした修様が言いました。
彼はピンホンピンポンと入り口が開く音と共に、備え付けてあるモニターの画面を
見ていまして、私に言ったのです。
彼の猛烈なピストン運動に夢中になって喘いでいた私にはその音すら聞こえてはいま
せんでした。ハッと我に返った私は大声を出して、扉の向こうの来店のお客様に挨拶
をしています。
先の「ハァ〜イ」は修様に言ったものです。
そして、アヌスに入れてもらっていた修様の巨大な男根を抜いて貰って、大急ぎで
膝に絡まっていたズボンを引き上げまして、店の制服の上衣を直して店内に出て行き
ました。
まだ、後ろの孔に彼が入っているような、穴が開いているような感覚に、頭を振って
打ち消していました。
衣服の乱れが無いかどうか、SEXの痕跡が残っていないかどうかチラリと、店と事
務室を区切る扉の裏側に取り付けてある鏡を見ることは忘れてはいませんでした。

 私はこのコンビニのオーナーで店長なのです。田村徳司と申します。年齢は36歳
になりました。
私の後ろの孔を使っていただいていた彼は、修様と申します。23歳のフリーターで
私のコンビニでバイトをしております。
私が店長をしておりますコンビニは街の外れの県道に面しています。夜も10時を
過ぎますと車は結構通るのですが、私のコンビニに寄って下さるお客様なんてポツリ
ポツリなのです。それどころか、全くお客様が見えない日もあるのです。
それでも、フランチャイズとの契約で24時間、年中無休で営業していないと、多額
の罰金を支払わなければならないのです。

 私の家はコンビニの直ぐ裏手にある平屋建ての一軒家です。
3年ほど前までは、母親と一緒に暮らして、家の前のコンビニを営業していましたが、
今は独りです。
母親が亡くなったとき、「独りでコンビニをやって行くのはどうか・・・」と思ったの
ですが「とりあえずやれるところまでやろう・・・」と考えて、コンビニを続ける
ことにしたのです(続く)

アマン 投稿者:舞(6月14日(土)23時29分21秒)

   
         アマン  《 24 》
   彼はネットで調べまして『女陰を造ることは大変なことだ・・』と感じたらしいのです。
 私の年齢も考えて見てくれたのでしょう・・「作らない方を選んだ・・」と言外に言ってお
りました。
彼はそういうことは決して口にはしません。でも・・意地悪っぽく言っています口調にも
彼の優しさが滲み出ています。
『どうせ・・女になるならば・・手術を受けなければならないのならば・・女陰も造って
欲しい・・わ」
私としましては思ったのですが、彼には絶対の服従を誓っていますので、そう云うことは
口にだしません。
    • ・・だけれども、『乳房を大きくして下さるだけで、彼にもっともっと愛されるので
しょうかしら・・』と思ったでけで、彼の優しさに感謝しなければ罰があたります。


  いよいよ7月に入りました。後10日もすると森嶋様の大学も夏季休暇に入ります。
彼はタイ行きの準備を着々と進めているようですが、私には話してくれてはいません。
私を驚かす積りでしょうか・・
それから・・ご報告があります。
私が手術を無事に終えて女になって日本に帰って来たならば、彼のご両親のところに私
を連れて行って下さるようです。
大学を卒業したらば、彼のお父様の事業を引き継ぐ代わりに、私をご両親に認めさせよ
うと考えているようなのです。
このことは、この前に私を貫いて昇天させたのちに・・・一部分ですが話してください
ました。

 「こんな・・お婆さんでも・・・いいのかしら・・」
私が年齢のことは2人の間では禁句になっております。そのお話を聞かされた時に、嬉し
くなってポロッと口走ってしまったのです。
「馬鹿・・!それを言うな!俺は真琴と云う人間に惚れたんだ・・!黙って俺に従って来
い・・!一生大切にする!」
彼は怒ったように申しましてくれました。

 本当に森嶋様のオンナになって、私は幸せです。
彼が私に愛想を着かれるまで、(本当はそう云うことがありませんように願っているので
すが・・・)巨乳のアマンとしてお仕えする積りなのです。
いよいよ・・1週間後にはタイに行きまして変身の手術を受けに行きます。(完)

    • 

アマン 投稿者:舞(6月11日(水)22時22分28秒)

         アマン  《 23 》
   涙が一杯の眸で下を見ますと、このところ大きくなったと自負をしている乳首は
 血の色を無くして平らになってジンジンとしているのです。
 痛みが麻痺した頃になって、やっと乳首を解放してくれたのですが、乳首に血の色が
 戻るまでは非常に痛いのです。
 彼は面白そうに私を見て笑っていました。本当に彼は私を虐めることが好きなんです
    • ・
私はもう・・彼の巨大な男根を頬張ってはいられませんでした。

 「少し・・大きくなったのかなぁ・・」
痛みで乳首が麻痺した頃になって、やっと乳首を解放してくれた彼は横抱きにした
全裸の私をベッドの上に乗せました。そして・・薬を飲み始めてからシコリが出来た
乳首に攻めの標的を定めたのです。
ベッドに座った私の背後に廻って、両手で幾らか大きくなって小学生の高学年くらい
になって来た乳房に掌を被せて来ました。
「まだ・・痛むのかな・・?」
先程掴まれて、まだ元の大きさにも回復していない乳首に触るのです。乳首の上か
ら肉厚の掌が蓋をするのです。
「ンッ・・ンンンゥン・・」
彼にしては優しく触れたのでしょうが、まだジンジンする乳首の新たな刺激に、私 
は呻きました。	

 痛そうな呻き声にニヤリと笑って、今度は強く揉み込むのです。
「ンッ、アアァ・・イタイ・・イタイのですぅ・・」
先程の乳首に加えられた激痛とは違っていますが、シコリを持って来た乳房の新な
痛みに私は思わず口走ります。今度の痛みは鈍痛を強く大きくしたような痛みでし
た。
同じ胸乳に加えられる痛み・・と言っても、大きな違いがあるものですね。
すっかりSになった彼は嬉しそうに笑っていますが、私はまた涙を流していました。

 それからの彼は同衾する度に、乳房に手を掛て私を虐めるのです。
でも・・そのお陰かしら・・私の乳房は段々と大きく成長して来ました。けれども
彼はもっともっと大きくしたい見たいなのです。
「真琴。如何だい・・整形手術を受ける気はないか・・?全身脱毛とオッパイを膨
らませてDカップぐらいの豊乳にするのだ・・。クリも長さを半分くらいにして、
割礼もしてやる・・」
「ネットで調べたんだが・・タイにいい医者がいるらしい・・夏休みになったらば
そこに行って見ないか・・?」
いつものように私の胸乳を苛め、そして私の肉体の中に2度も大量に放出されて
グッタリと寝ています私の白裸を撫でながら言うのです。

 「えっ・・完全な女の身体になれるのかしら・・嬉しいわ・・」
俯せになって白いお尻を晒しているそのお尻を撫ぜて貰っている私は、躯を反転
させて彼に抱き付いておりました。
「う〜んっ・・完全な女に・・と言う訳では・・なあ・・」ところが彼の口調が
意地悪ぽく変りました。
「女陰は作らない!お前が男だった証を残して置きたいんだ・・」
「それに・・お前はいいオマ〇コを持っているじゃないか・・。俺のものを締め
付けて、俺を持て成してくれるオマ〇コを・・」 
そうなのです・・今では私のアヌスは彼の巨大な男根を柔らかく受け入れて、彼
を楽しませているのです。(つづく)


	

アマン 投稿者:舞(6月7日(土)22時43分06秒)

   
         アマン  《 22 》
   「どれどれ・・」
 森嶋様は起っている私の乳首に興味を持たれたようです。早速両の手を胸にあてております。
 元々から鋭敏な乳首ですが、その時に触れられた感触に私はゾクゾクっとしまして、身を震
 わせたのです。
 「あ。ああ・・ああっ・・」
 思わずお口に含んでいた怒張を吐き出して、何時もより数倍は悩ましい悲鳴を張り上げてい
 ました。
 だって・・今までに無い深い快感だったのです・・
 その甘い喘ぎに、森嶋様の怒張はまた1段と硬くなり、跳ね上がっていました。
 「如何した・・・?」
 何時もとは違った非常に悩ましい声に、彼は驚いたようです。思わず尋ねた・・という口調
 で訪ねています。

  「だってェ・・・」
 彼が何気なく触れた乳首を手で庇いながら、私は身を揉みました。
 その時の私の眸は色気タップリだったようです。その眸を見た彼も欲情しておりました。
 けれども彼の性癖は直ぐに私に襲い掛かって来て、挿入するような単純なものではありませ
 ん。
 私が欲情をしていると解った彼は、乳房を中心に嬲ることに集中しだしたのです。
 私のオ〇ンコばかりを開発していらっしゃった森嶋様はその日を境に乳房への責めも加わっ
 た・・と言った方が正しいでしょう。

  その日は上から両手でカリカリと乳首を掻いて来ました。
 「ああっ・・ああぁぁ・・」
 鋭敏になっている乳首はもうそれだけで十分でした。胸を反らして私は悲鳴を上げるだけ
 でした。
 次に行き成り両乳首をギュウっと握り潰してました。
    「イ、 イタ・・痛い・・」
快感に喘いでいた私はいきなりの彼の握り潰しに大声で叫んでしまいました。鋭敏な乳房
は痛みにも敏感なのです。思わずその手を振り払おうとしましたが、ガッチリと掴んだ太
い手はビクともしないのです。そればかりか、もっと強く握り潰してくるのです。
白い乳房はより蒼白になり、指の間から零れています。

 「イ・・」
「痛い・・」と叫ぼうとしますが、声にもなりませんでただ涙が零れた顔を歪めるだけで
す。醜い顔になっていることは自分でも充分に解るのですが、胸のいたみで正常に戻すこ
とは不可能でした。
乳房を握り潰している彼の指は段々と頂点の乳首に向っているようで、私は恐怖に陥って
おりました。
「キェェ・・・」
乳首を握り潰されて、私は女に有るまじき悲鳴を上げております。それでも彼は許しては
くれません。(つづく)


アマン 投稿者:舞(6月5日(木)22時29分04秒)

   
         アマン  《 21 》
   もうその頃には、私の度胸も座っておりました。『森嶋様が暴露するのでは無いかしら
    • ・・。そうなったらば仕方が無いわ・・・』と内心思っておりました。
それでも、隣にお座りになった森嶋様を嫣然と睨みながら「どうぞ・・宜しくお願いいたし
ませ・・ね」と女言葉に品を作って微笑を浮かべています。
そして・・『どうせ・・男だと云うことがバレているのだから・・・もう公認だわ・・』と	
思っております。
確かに、座はシーンと静まり返りました。
皆さん。私がマスターだったことを半信半疑で見ていたのだと思います。
白い肩の出るエンジのドレスを着まして、大きくした胸の部分を見て『男がこんなに綺麗な
女性に変るものか・・?』と考えていたと思うのです。
最も胸は貧弱な乳房の上にヌーブラを張り付けて大きく見せてはいるのですが・・

 『こんなにいい女ならば・・キャプテンのオンナとして認めてやろうじゃないか・・・』
とここに居る全員が思ったようなのです。
最も、男の私にお化粧をさせて、高価なドレスまで着させて、私が良い女になったことで
    • ・森嶋様も柔道部の皆さまに紹介する気になったのでしょう・・と思っております。
3廻り近くも年の若い学生さん達に囲まれて、私は『女になって良かったわ・・』と幸せ
を感じておりました。

 
  この辺りで、私の身体の変化に触れて置きたいと思います。
私の身体は森嶋様のオンナになりましてから、彼がネットで取り寄せてくれましたプレリ
アと云うお薬を飲んでおります。
そのお薬のお陰でしょうか、私の元々白い躯は透けるような透明感が出て参りました。元か
ら骨細の躯は丸みを帯びて参りました。
お薬を飲み始めた最初の頃は、乳房はさほど大きくなったと云う実感はありませんでしたが、
何もしなくっても乳首が起って来たようです。乳首が異常に敏感になりました。
お洋服の上からでも森嶋様に触れられると、勿論ベッドの上でもです。痛痒いような、それ
でいて身体の中心からジーンと痺れるような感覚が湧き上がって来るのです。

 
お薬を飲み始めて1週間ほど経た頃のことです。
お風呂上がりで、全裸ベッドに腰を降ろした森嶋様の巨大な怒張をお口に含んでおりました。
私も胸に巻いたバスタオルも下に落ちて、私も全裸です。
脚を大きく開いた森嶋様の逞しい男根に、脚の間に跪きましてお口でご奉仕を差し上げてい
る時です。
「オヤッ・・真琴。乳首が何時もより起っているんじゃないか・・・?もう盛りが付いてい
るのか・・?」
男根を咽の奥まで入れている私を森嶋様は上から見ていらしたらしいのです。
森嶋様のカラカイを含んだ声に、私は咽の最奥に吸い込んだ巨砲を息を止めたまま締め付け、
眼だけで彼のお顔を伺います。
長い睫毛越に見る私の表情を「色ぽい・・」と彼はおっしゃってくれています。(つづく)

 
   

アマン 投稿者:舞(6月3日(火)22時47分26秒)

   
         アマン  《 20 》
   また、私の紹介がありまして、以前いらした方は私がマスターだったことを気付いた
 方もいらしゃったようです。目を丸くしておられましたから・・
 森嶋様の方を伺いますと、『後に「私が男だ・・」と云うことが噂になるかもしれない』と
 思いますのに、彼は平然としています。
 何事も彼にお任せをしていますので、私もそのことに関しては何事も無かったように振る
 舞っておりますが心配です。
 森嶋様は実力的にも、そして精神的にも他の人達よりも抜きん出て強い人なのです。私も
 少しは見習わなければなりませんね・・

 また、森嶋様に紹介されました。今度は1人1人が立ち上がって名前を言っての紹介です。
 前の披露宴では揚がっていたわたしですが、大分落ち付いて来ました。1人1人のお顔を
 確認しながら紹介されました。
 しかし皆様は、私の女らしい姿に気後れされたのか冗談も言えないほど緊張をされており
 あす。
 男の中に綺麗にお化粧をして肌も露わな女が1人いるだけと云うのも、皆に注目されてい
 ると云うのも落ち着けないものですね・・


  第2部の皆様もお帰りになって、第3部が始まりました。
 今度の皆様は柔道部の中核を構成する3年生と4年生の皆さんのようです。
 副部長のサブと呼ばれている中郷さんを始め6人様です。お酒が入ってまいりますと皆様
 陽気です。
 「オイッ・・真琴。こっちは来い・・・!」
 森嶋様が私をよんでいます。
「キャプテン。どうして・・こんな素敵な女と知り合いになったの・・ですか・・」
 「キャプテンも・・隅に置けませんね・・・」
 森嶋様の隣に私が座りますと、3年生の米田とおっしゃる学生さんが、顔を赤くして聞い
 て来ました。
 そこにいらっしゃる皆様も、そのことが聞きたくってウズウズしていた模様ですが、聞け
 なかったようです。もう座はお酒が入って、無礼講と云った雰囲気に変っていました。

  「実はな・・真琴は女では無いんだ・・!男なんだ!俺がオンナにしたんだ・・!」
 隣に座っていらっしゃる森嶋様が、このところ大きくなったと自覚している私のお尻を
 撫ぜながら言い出しました。
 「いい女になった・・だろう・・?」
 何時もはウーロンハイですが皆さんと同じビールを飲んでいらした森嶋様が幾分顔を赤く
 して、そう私達の関係を暴露しております。
 以前お会いした数人の学生さんは『綺麗にお化粧をしているが、やっぱり男だったのか・
    • 』と分った方もいらしたようです。
他の数人の学生さんは『エッ・・・本当なのかよ・・』と驚きの表情を隠しきれませんで
した。(つづく)

アマン 投稿者:舞(6月1日(日)23時05分02秒)

   
         アマン  《 19 》
   定時になりまして、森嶋様や神立さんと比べると幼な幼なした下級生達が大勢入って来
ました。
「オース。宜しくお願いします」
「オース。お世話になります・・・」
お店の扉を開けますと1人1人が起立をして、腰を90度に曲げて大声で絶叫しております。
全員で12名おりました。お店の中に入るとカウンターとカウンターの中にありますわたし
用の小さな腰掛とボックス席に6人が座って貰いまして、宴が始まりました。
「紹介しよう・・。真琴だ!俺の彼女なんだ・・!」
乾杯の後でちょっと照れたような声で、隣に立った女姿の私を皆様に紹介いたしました。今
まで騒めいていました空気がシーンと静まり返ります。

「宜しく・・お願いいたします・・」
皆さんが口を揃えて言っています。『流石は東都大学の柔道部の学生さんだわ・・統率が取れ
ているわね・・』私は考えております。
「いいなあ・・キャプテンは・・彼女が居て・・・俺も欲しい・・す」
1人のヒョウキンそうな1年生が羨ましそうに声を上げました。言った本人は「お前も強く
なって・・作れよ・・」等と言われて皆に坊主頭を叩かれています。
私もその1言で和み、苦笑していました。何処にでもそういう方はいらっしゃるのですね・・
乾杯の1杯だけはビールで行いましたが、身体は大きくとも皆さんは20歳以下と見えて後
はジュースでした。

 狭いお店に14名もの、それも体格の良い若い男達がひしめき合っておりますので、その
男の体臭に私はクラクラとして参ります。
殊更に女ぽく振る舞っています私はその体臭に欲情してまいりました。若い男の体臭と云う
ものは女を欲情させる効果があるものですね・・。私の後ろにありますオマ〇コが何だか
濡れて来る気がしています。
こんな時に襲われたらば、私は率先して肉体を投げ出してしまうかも知れないのです。
これは、勿論、私の彼氏には内緒のことです。
1時間半ほどで、第1部の1〜2年生に対する私の披露宴は終わりました。
神立さんが散会の宣言をしますと、後片づけを全員でしております。自分達の飲んだ
コップを各自で洗って私は見ているだけでした。
その代りに、お店の外に出まして、皆さんとお別れの握手をしました。

 皆さんがお帰りになりますと、第2部の部員の皆さんがいらして下さいました。今度
は11名です。
最初の時に来店された2年生3名と3年生と4年生です。前の1〜2年生よりも強そう
な方ばかりです。流石に3年生や4年生ともなりますと、前の人達とは違って体格は大
きくなり、半袖シャツから出ている腕なんかは筋肉モリモリと云った感じなのです。
前の人達がお帰りになる時に扉を明け放して空気を入れ替えたのですが、今度の方たち
のムンムンする強烈な体臭に当てられて私はクラクラとしています。
私が女に近づいたからでしょうか・・(つづく)

アマン 投稿者:舞(5月30日(金)22時36分26秒)

   
         アマン  《 18 》
   ボックス席に座ったマネージャーの方は「マスター・・は?」などと言う野暮なことは
 聞いてはいません。しかし・・私の顔を穴が開くほど見ていました。
 「どうぞ・・宜しくお願いいたします・・」
 事前に森嶋様と打ち合わせをしました通りビールをお出ししてお注ぎしますと、森嶋様のお
 顔と私の綺麗にお化粧をした顔とを交互に見詰めています。
 「彼女・・ですか・・?」
 私が立ち上がりカウンターの中に戻ろうとしますと、思わず聞いてしまったと云うように、
 森嶋様に聞いています。
 「うんっ・・イイ女だろう・・?」
 プリプリと動くドレスに拠って大きく張り出したお尻を見ながら、森嶋様はニヤニヤと笑い
 ながらそう言うのを、私は目の端に捕えていました。

  「そうだな・・お前にも紹介して置くか・・!」
 「オイ。真琴。ここに来い・・!」
森嶋様は呟いて、冷えたビールを取り出してカウンターに並べている私を呼びました。
「ハ〜イ。だだ今・・」
やっと慣れました銀色のハイヒールのサンダルを急がせて、森嶋様のお隣にすわりました。
「紹介しよう・・マネージャーの神立君だ・・!こちらは俺の彼女になった真琴だ・・!
神立君は優秀なマネージャなんだよ・・」
「宜しくお願いいたします。3年生の神立と申します・・」
立ち上がって90度の角度で頭を下げております。
「こちらこそ・・宜しくお願いいたしますぅ・・この前お会いした時には、ご挨拶も出来
ずに失礼いたしました・・」
柔らかな女言葉で私が言いますと、彼はハッと気が付いたようです。目が本当に真ん丸く
なりました。

 「アッ・・アッ。あの時の・・マスター・・・ですか・・?」
突然の告白に神立さんは気が動転したのでしょう・・°ドモッて森嶋様のお顔を見てから
私の顔を凝視しています。
「そうよ・・森嶋様に・・オンナにして頂いたのよ・・」
彼の動揺する様が可笑しくって私は声には出しませんでしたが笑って、森嶋様とのことを
暴露しました。もうこうなったらば・・私の肝は据わっております。
「俺が・・真琴をオンナにしたんだ・・!いい女だろ・・?」
森嶋様は平然と申していました。ご自分が男の人のお尻を掘っていることなんて、意にも
解さないと云ったご様子なのです。

 「・・・・」
マネージャーの神立さんは絶句して、私の綺麗にお化粧をした顔を穴が空くほど見詰めて
おります。
森嶋様はニヤニヤと笑っています。神立さんは信じられないと云う顔をしておりました。
けれども・・「彼女のお釜を掘っているのですか・・?」とは上級生で部長である森嶋様
には聞けないようです。本当は聞きたくて堪らないようでした・・が・・
それから15分後、下級生達がドヤドヤとお店に入っていらっしゃるまで、神立さんは私
のドレスのスリットから垣間見える白い足ばかりを見ているようでした。
その顔は『わたしをオカマ』として見ているのでは無くって、『1人の年上の美人の女』と
して見ているようでした。
羨ましそうな目付きに、私の女としての自信に繋がる目付きでした。(つづく)



アマン 投稿者:舞(5月29日(木)22時46分33秒)

   
         アマン  《 17 》
   「わたしは・・わたしは、あなたのアマンですことよ・・」
 「なに・・アマン・・?」
 「アマンか・・?いい響きの言葉・・だな・・」
 森嶋様と山谷さんの言葉が同時に聞こえました。お2人とも私がフランス語で言うとは思って
 いなかったようです。
 「そうよ・・あなたはわたしの大事な旦那様で、わたしはあなたのアマンですのよ・・大切に
 して頂けます・・・?」
 もう破れ被れの心境です。私は肩が紐になっているノースリーブの白い肩を森嶋様の逞しい
 胸の中に押し付けながら、甘えた柔らかい女言葉でそう念を押していました。
 山谷さんが微笑んだようです。森嶋様は私のウィッグを冠った頭を大切そうに撫でてくれて
 いました。

  「いらっしゃいませ・・」
 ちょうどそこへ・・2人連れの新規のお客様が扉を開けて入って来まして、私は立ち上がり
 ました。
 『もう少しだけ・・彼の胸の中に抱かれていたかった・・わ』と云う思いと、『助かったわ』
 と言う想いが交差しておりました。
 しかし・・これ以上の暴露は私の望むところではありません。


  お店も、私がママを勤めているせいでしょうか・・順調にお客様が来て頂いております。
 このまま推移すれば、本年はお店を開店して以来の黒字になりそうです。
 お化粧も完璧に出来るようになりました私を、森嶋様は柔道部の皆さまにご披露することに
 したようです。
 お店がお休みの月曜日、4時から、披露宴を行うことにしました。
 10人も入ると満席になってしまうお店ですから、3部制にしたのです。
 
  最初の皆さんはどうやら・・1年生と2年生らしいのです。
マネージャーの方と森嶋様とで、それでも14名の皆さんが来店して下さったのです。新人
戦の後で来て下さった方は第2部に廻ったようです。
マネージャーの方は、私がマスターだった頃に来店下さった方です。
「本日 貸し切り」のプレートをお店の扉の表に掛けて、やっと出来るようになりました
お化粧を綺麗にしまして、肩が丸出しのエンジ色のスパンコールの入ったロングドレスを着
まして、完全に女になった私は皆さまをお待ちしております。
大勢の新しいお客様をお迎えしなくてはならないことと、森嶋様の彼女として紹介されなく
てはいけないと言うことで、私は年甲斐も無く緊張しております。

 3時半を10分ほど過ぎた頃です。まず森嶋様とマネージャーの方とが入って来ました。
「オース。お世話になります・・」
「いらっしゃいませ・・」
扉を開けて入って来ましたマネージャーの方へ柔らかな女言葉でお迎えしますと、『マスター
が居るものだと・・』とばかり思っていたようで、扉の所で固まってしまっています。
その様子は、まだ女の人には慣れていない様子です。
『可愛い・・わ』と私は思ってしまっております。緊張をしていた私に年上の女としての
余裕が生まれて来ました。
後から入っていらした森嶋様は、柔道部に皆さまには私がオンナになったことを、お話に
なられていないようでニヤニヤしております。(つづく)

アマン 投稿者:舞(5月28日(水)23時28分28秒)

   
         アマン  《 16 》
   ご老人の山谷さんと若い森嶋様はスッカリ意気投合したようです。
 何度も記すようですが、山谷さんの快活そうな仕草と言葉にも、それから森嶋様の目上の方を尊敬している言葉にも、私は驚いておりました。
 「ママさん・・何か見繕って作ってくれませんか・・?」
 何時もよりお酒が進んで、私が3倍目のウィスキーの水割りをお出ししますと、山谷さんが申します。
 何時もは無口で「マスター・・」と言うのも2〜3ど聞いたことがありますが、「ママさん」
 と言うのは聞いたことがありません。私は吃驚しまして山谷さんを見詰めてしまいました。
 「あらっ・・ママさんと呼んで下さるの・・」
 思わず口走ったほどです。

  「ウムッ・・・ママさんは女だろう・・?マスターでは可笑しい・・よ」
 ホンノリと頬を染めた山谷さんが森嶋様の相槌を求めるように笑いました。
 「ママさんか・・?うん。・・僕がオンナにしたのですよ・・」
 「こんなに色が白いのだから・・男にして置くのは勿体無いと思いまして・・ね」
酔った姿など見たことの無い森嶋様がこれもお酒にお酔いになった様子で、危険な言葉   
を呟きました。
彼は現在の私の身の上を山谷さんに披露したい・・みたいです。・・と言うよりも、「私 
を彼のオンナとして、山谷さんにだけは披露したいのだ」と思いました。
男の人にはそう云うところがある見たいです・・


  「まあ・・お酔いになって・・」
森嶋様が本当にお酔いになられているとは信じられませんでしたが、『本当のことまで山
谷さんにお話ししてしまうのではないかしら・・』と恐れた私は、彼を諫める積りでもありまして、そう言ったのです。
その時に、お酒が全くダメな私はチビリチビリとウーロン茶を舐めていました。
「酔ってなんか・・いない!これは・・本当の話だろう・・!」
森嶋様は「私が彼のオンナになっていることを隠そうとしているのだ・・」と解釈した 
のでしょうか・・「お酔いになって・・」と言ったのがいけなかったようです。強い口調
で反論しています。

  そして・・「こっちへ来い・・!」と申しまして、今ご自分が座っていらっしゃるスツ
ールを空けて隣へ座り、私に座るように促しています。
「はい・・」
私は彼には逆らえません。
「ゴメンナサイ・・」と山谷さんに呟いて、お2人の座っていらっしゃる中央の席に腰
を降ろすしたのです。
 
 「真琴。お前は誰のなんなんだ・・?」
中央の席に座った私に行き成り彼は尋ねました。こう云う展開になるとは想像もしていなか
った私は絶句しております。
山谷さんの眼が大きく見開からたようです。
「答えろ・・よ」
森嶋様は山谷さんに「本当に私が彼のオンナだ・・」と云うことを知らせたかったのでしょ
う・・男の人って・・仕方が無いものです。
私は覚悟を決めました。「男が男に他人にオンナにされてしまった・・」と言う恥ずかしいこ 
とを言うのはイヤでしたが、ここまで暴露されてしまってのだから・・もう同じことです。(つづく)

アマン 投稿者:舞(5月26日(月)23時43分15秒)

   
         アマン  《 15 》
   それから2回ほど山谷さんが来店された時には、森嶋様がカウンターに座っていました。
 「お隣に座っても、宜しいでしょうか・・?」
 3回目の時です。何時もの席に山谷さんが座ってウィスキーの水割りをチビリチビリと飲み
 始めると、森嶋様が声を掛けています。今夜は静かでお客様は2人だけのようです。
 「いいですよ・・わたしも今夜は誰かと話したい気分ですから・・」
 何時もは無口で飲んで、「お勘定を・・」と1言だけ言って帰って行く山谷さんが言ってい
 ます。	
『オヤッ・・珍しいこともあるものだわ・・』と思ってお2人を交互に見ている私です。
 「いつも・・ご贔屓にして頂いて・・ありがとうございます・・」
 そうおっしゃって森嶋様は山谷さんの隣のスツールへ移動しました。彼が言ったことは、
 まるでこのお店のオーナーのような言い方です。
 でも・・聞いている私としましては、私の彼氏になったのですから、そう言う言い方は嬉し
 かったのです。

  「いや・・僕の彼女の店ですから・・」
 それを聞いた山谷さんがさも可笑しそうに(それでも、声を立てなかったのですが・・)
 笑いました。森嶋様はその笑いを見て、自分が今言ったことが可笑しかったと思ったので
 しょう、大慌てで釈明しております。
 山谷さんは慌てた様子の森嶋様を見て、気に入ったようです。
 私も森嶋様の口の悪さを心配していましたが、森嶋様は目上の方に対しては尊敬語を使っ
 ていまして、私は1安心です。
 山谷さんも自分を尊敬してるような尊敬語を使う彼が気に入ったようです。

  「学生さん・・・?」
 「大学は駅の向こうかい・・?何かスポーツをしている見たいだね・・?」
 今夜の山谷さんは、何時もの山谷さんと同一人物だとは思えないくらいに饒舌です。
 「ええ・・そうです。柔道をやっております・・」
 そう答える森嶋様を見ていて、『彼はいいところのお坊ちゃまなんだわ・・』と思いまし
 た。
 学生仲間ですので、普段は敬語なんか使っているのを聞いたことがありません私は森嶋様
 を見直しました。
 そう言えば・・私を女にするためと称して、大変な金額のお金を使っております。女に
 なった私に着させる衣装やお化粧品もお化粧道具も、一見して高級なものばかりです。
 それを・・彼はカードで支払っているのです。
 『彼にお金を使わせることに対して、悪い・・わ・・』と思いまして、私はお断りをして
 いましたが、そのうちに慣れっこになっています。
 けれども・・学生の彼には年上の女の私の為にお金を使って欲しくはないのです。
 これを読んでいる皆様は『なんて貧乏性なのだろう・・』とお思いになっているかと
思いますが、お金と云うものは幾らあっても困らないものです。(つづく)




アマン 投稿者:舞(5月24日(土)23時42分35秒)

   
         アマン  《 14 》
   「マスターだろ・・? 完璧に女だよ・・な・・」
 騒いでいた3名様のお客様がお帰りになって、私がボックス席を片付け終わってカウンター
 の中に戻ると、山谷さんがポツリと申しました。
 「エエ・・女に・・・なったもので・・。  分かります・・?」
 まさか女装がバレているなんて・・考えてもいませんでしたので私は蒼くなりまして、思わ
 ず男言葉で返事をしております。可笑しな返答だったと思います。
 「フ〜ン。マスターにそう云う趣味があったとは・・な」
 無口で2言はしゃべったのを聞いたことが無かった山谷さんがそう言っています。もっとも
 後ろの言葉は独り言のようでしたが・・
「わたし・・男が出来ました・・のよ」
 山谷さんは女装趣味のことを言っているのだ・・と解った私は、又思わず、言わなくても
 いいことを口走っていたのです。
 山谷さんの顔には驚きの表情が浮かんでいましたが、口には出しません。
 
 「その方が・・わたしをオンナにしましたのよ・・・そして・・『お店に出るように・・』
 と申しますの・・」
 『女になってることが・・どうせバレているならば、言ってしまった方がスッキリする
 わ・・・』と考えたのです。
 『このご老人ならば・・わたしの恥ずかしい醜聞を他の人に広めたりすることは無いでし
ょう・・』と思ったことは確かです。
男は右脳で考えて。女は左脳で行動するようですが・・私も女になって来ているようです。
「フ〜ン。それで・・・な」
相変らず無口な山谷さんは無表情になって頷いています。
お話の糸口が掴めないままの私は先程の3名様のお帰りになった後にシンクに置いてあ
ったグラスを洗っていました。山谷さんは相変わらず無口で私の動作を見ています。

  そこへ森嶋様がお見えになったのです。
「いらっしぃませ・・」
女声でお迎えいたしますと森嶋様は大業に頷いて、指定席のカウンターの1番奥に座り
ました。
「今日は・・遅かったのね・・」
「ウンっ・・定期戦が近いから・・練習だ・・」
何時ものウーロンハイとお摘みの小皿を彼の前にお出しして私が聞きますと、オシボリを
顔に当てて彼が答えます。

 「彼・・?」
カウンターの中央に私が戻りますと、山谷さんがニヤリと笑って親指を立てています。
言葉は発していませんでしたが、口がそのように動いていました。
山谷さんは勘が鋭い方なのでしょう・・私が彼に掛けた言葉の調子から、勘を働かせた
ものと見えます。
「そうよ・・」
チラリと森嶋様の方を伺って置いて、私も口だけで答えていました。(つづく)

アマン 投稿者:舞(5月21日(水)22時34分44秒)

   
         アマン  《 13 》
   [俺のオンナに化粧をしてくれないか・・?]
 森嶋様と一緒に来店しました時に彼が申しましたので、彼女は「私が男で、彼のオンナだ」
と云うことを知っております。
「今日は・・旦那様は・・?」と彼女はきいておりました。私は紅くなって「今日は学校
ですのよ・・」と答えています。

 流石は美容部員さんです。
1つ1つのお化粧品の使い方をお化粧をして貰いながらも、自分でお化粧を施した時よりも
何倍も上手に美しく仕上げて下さいました。
その代り・・と言っては何ですけれど・・今日も沢山のお化粧品を買わされてしまっていま
す。
「困ったことがありましたらば・・どうぞ・・いらして下さいね・・」
1昨日は森嶋様がカードでお支払いをして下さいましたが、今日は私が現金で支払いますと、
彼女はニコヤカに言ってくれました。
帰りがけに私のお店の電話番号と休業日を聞いていましたので、彼女は来店してくれるかも
知れません。


  その日はデパートで大分時間を潰してしまいましたので、7時過ぎにお店を開きました。
またまた、初めてのお客様の3人連れが来店して下さいました。本当にありがたいことです。
『私が女になっているから・・・』だと思います。
その30代後半から40代前半と思われるお客様のグループがボックス席で飲んで騒いで
いらっしゃる時に、何時も1人でいらっしゃる70代の山谷さんとおっしゃるご老人がお見え
になりました。
その無口なご老人の名前を如何して憶えているかと・・申しますと、そのご老人が来店して
下さって確か4回目の時ですが、その方の奥様から電話があったのです。
「山谷と申します。・・家の人がお店に居るでしょうか・・・」
    • ・と申しましたので、名前を憶えていたのです。

 「いらっしゃいませ・・・」
 カウンターの中から、何時もより高い女声で私が申しますと、山谷さんは『お店を間違えた
 のかな・・』と云うように私を見まして、それからお店の中をキョロキョロと見回しており
 ました。
 「どうぞ・・」
 何時もの山谷さんの指定席のカウンターの1番手前の席へ手で示し、オシボリを置きました。
 山谷さんが座ると、何時もの通りのウィスキーの水割りを出します。
 無口なご老人は何時もの通り、その水割りをチビリチビリ舐めるように飲んでいます。山谷
 さんは、女に変身した私の動作を黙って見ております。
 いつも無口なご老人は、日曜日にいらっしゃった囲碁の会の方とは違いまして、「オヤ・・?
 マスターは・・」などとは聞いていません。(つづく)

アマン 投稿者:舞(5月19日(月)22時41分44秒)

   
         アマン  《 12 》
   「また・・なの・・」疲れて眠い私は言いたいところですが、2廻りも年上の女の媚
 が抑制をしております。
 年上の女の白い肉体に拘泥下さっている彼の欲望に水を差すようなことはしたくしありま
 せん。しかし・・睡魔には勝てませんでした。私は突かれながらウツラウツラとしていた
ようです。
翌朝も遅く、急激な便意に目を覚ましますと、昨晩はあれほど私を犯した森嶋様はもう居
ませんでした。学校へ行ったと思われます。
浴室とトイレが一緒になった便座に座って、何時もの倍くらい注ぎ込まれた精液を排泄し
たのです。


 その週の月曜と火曜日。私は必死になってお化粧のお勉強です。
だって・・お店に来て下さるお客様には、私はマスターの妹と云うことになっているの
ですもの・・
昨日買って頂いたお化粧用品を使いましてお化粧をしております。初めは化粧品の付け
過ぎたのでしょう・・パンダ見たいな顔が写っておりました。
「これじゃぁ・・ダメ・・ネ」
落胆して、呟いて、洗顔をしております。
4〜5回はお化粧をし直しましたが、まだまだ人前に出られる顔にはなりません。
結婚をしている・・』と思いましたが後の祭りで時の女房のお化粧をしている姿を見ておりましたが、『もっと良く見て置
けば良かったわす。

 4時過ぎまで鏡と見らめっこをいたしましたが、旨くいきません。
『もう1度、あのデパートに行きましてお化粧をして貰おうかしら・・』と決心しまし
た。
この前の日曜日は森嶋様とご一緒に電車に乗りましたけれど、今日は1人です。周囲の
人の眼が私に注がれているようで、とっても恥ずかしかったのと怖いのです。
出来るだけ中性的なお洋服を選んで着て来た積りですし、練習していたお化粧も落とし
てスッピンで出掛けて来ました。でも・・既に眉も落としていますので、男物のお洋服
は無理なんです。

 駅に着きまして歩いている人々が、私に注目しているかのようで、私は落ち着きま
せんです。
『実際には周りの人は私ばかりを注目はしていない・・』とは思うのですが、「オカマ
さんが電車に乗っているよ・・」と老若男女が噂をしているようで、私は小さくなっ
ておりました。
この前は森嶋様がおりましたので、私はそんなことは考えずに済みましたが・・森嶋
様の存在の大きさを感じております。私にとっては掛け替えの無い人のようです。

 デパートに着きまして、お化粧品売り場に先日の私にお化粧をして下さった美容部
員さんを発見したときは涙が出そうになりました。
「あらっ・・一昨日の・・お客様・・」
「もう・・1度・・お化粧をして頂けないかしら・・」
美容部員さんは私を覚えていて下さいました。私はこのところ使っている柔らかい
女言葉でソッとお願いしております。(つづく)

アマン 投稿者:舞(5月16日(金)22時46分48秒)

   
         アマン  《 11 》
   その夜、森嶋様は私が美人のママとして女の姿でお店に出たことで、非常にご満悦で
 した。
 寝化粧に化粧水と薄いピンクのルージュを塗っただけで、無毛の全裸の上に今日買って頂
 いた紫のベビードールを着た私を4度も愛して下さったのです。
 それも・・何時もよりズッと激しくです。
 今日買って頂いたベビードールは羽のように軽く薄い布地で出来ていまして、丈は私の腰
 の上がやっと隠れるでけなのです。
 前部には首の下辺りに白い大きめのボタンが付いておりまして、それを着た白い躯はほど
 んと隠してはくれません。 
 私はヌーブラを張り付けたままですので、胸のボタンを留めると、前は盛り上がった乳房
 によって開いてしまうのです。

  「あらっ・・もうお出になりましたの・・」
 「うん。早く真琴を抱きたくって・・シャワーにしたんだ・・」
 彼の脱ぎ散らかしたシャツとズボンをハンガーに掛けて、ボクサーパンツを洗濯機に入れ
 ていると、浴室から彼が顔を出しております。
 そして、全裸のままベッドに近づいています。
 彼の雄大な男性自身は、もう既に臨戦態勢に入っておりまして、歩を進める度に左右に揺
 れていました。

  「それが・・今日買ったベビードールか・・?お前の白い肌には良く似合っているじゃ
 ないか・・。こっちへ来て良く見せてみろ・・!」
 ベッドへ腰を降ろして、私を呼んでおります私はハンドバックからラブオイルの小瓶を取
出して、彼の目の前に立ちました。森嶋様はジッと見詰めております。
目がランランと輝いていまして、男根は勢り起って旺盛な叢の中から天井を向いておりま
した。
「真琴。クリが起っているぞ・・。フムッ、真琴も露出の気が出て来たのかな・・?」
そうなのです。彼の目の前に気を付けをしまして、あからさまのオッパイや無毛の性器を
見られるのは恥ずかしくって耐らないのですが、身体全体が真っ赤に染まった私の男性器
は半分ほどですが力を加えて来たようです。
「イヤア・・そんなに・・・ご覧になさらないでェ・・」
クネクネと腰を振りまして、甘い女声です。
私は気付いておりました。女になって、露出は嫌で無くなっておりました。「美しい・・」
と言われることが、女としての自信を与えてくれるようです。

 その夜は若い森嶋様は本当に私を眠らしてはくれませんでした。
明日はお店の休業日ですので、私はお付き合いをしても宜しいのですが、森嶋様は大事な
授業があるようです・・しかし、若いということは素晴らしいことですね・・
南向きの窓の外が明るくなって来ました頃、私がウトウトとしておりますと、森嶋様の
おチ〇ポ様が私の肉体にまた、入って来ます。
確か・・彼の放出は3度も放出している筈なのです。今度は彼に背中を向けて寝ている
私の左足を持ち上げて、露わになった私のオ〇ンコをバックからです。(つづく)

 

アマン 投稿者:舞(5月14日(水)22時56分23秒)

   
         アマン  《 10 》 
   ドレスを脱いで真っ赤なTバック1枚になりまして、胸に張りつけたヌーブラはその
 ままで、お風呂場の壁にある鏡に向かいます。
 この鏡は森嶋様が「お前の全身が写る鏡にしよう・・」とおっしゃって貼り付けた物です。
 鏡に映った私の白い裸の胸は肌色のヌーブラによって盛り上がっております。しかし・・
 オッパイが無い私はそれが羨ましくってたまらなくなっています。
 下半身を映しますと、1か月ぐらい前には叢のあった場所には真っ白な平原になっており
 まして、男にしては明らかに小さくて細い、女のクリとしては大きくて長い男性器の名残
 が力を失っておりました。

  最初の頃は「可愛い・・な」と申して私の小さな男性自身を弄ってくれましたが、最近
 では「自分で搔け・・!」と申して、嬲ってもくれません。
 森嶋様は前に付いている長めのクリには関心が無いのか、それとも後ろのオ〇ンコを開発
 することに執心しているのか、構って下さらないのです。
 『いずれは豊乳と同時に去勢手術を受けまして取ってしまおうかしら・・』と私は密かに
 思っております。
 後ろを向くと、腰からお尻にかけてのラインはここのところ毎日のように森嶋様に愛され
 て、毎回のように大量の精液を注いで頂いておりますので、フックラとして来たような
 気がいたします。
「男性の精液を注いで貰うと、この身体も女らしくなるものかしら・・」
 私は呟いております。

  森嶋様に最後に身体を愛して頂いて以来、もう15時間以上時間が経っております。
 元々私は少量しか食べないのですが、今日は2回も食事をしております。お腹の中には	
 残照が溜まっているものと思われます。
 お浣腸をすることにいたしました。
 1番最初にお店で彼に襲われた時には、幸いにも彼のものには汚物は付きませんでしたが、
 肛門の臭いのするまだカチンカチンの男性自身をお口で綺麗にさせられたのです。
 切れて少しですが、血の付いた男性自身を「舐めろ・・!」と“強制されました。
 50を過ぎた男が“ひっくひっく”と女のように泣きながら、今しがた無理矢理肛門を
 抉ったそれを舐めさせられて「あなたのオンナになります・・わ」と誓はされたのです。

  鉄分の味と肛門特有の臭いのするその逞しく、ちっとも衰えていない巨きな砲身を最敬
 なものとして舐めさせられて、私は「肛門はいつでも綺麗にして置かなくては・・」と
 肝に命じたのです。
 それ以来、日に2回はお浣腸を欠かしたことはありません。
 お陰様でお浣腸を施さないと幾らお腹が張って苦しくとも、自然排泄は出来ないように
 なってしまいましたが・・
 最初の頃は、イチジク浣腸を用いておりましたが、最近はガラス製の100ccは入る
 浣腸器とグリセリン50%の水溶液を使用しております。(つづく)、

アマン 投稿者:舞(5月12日(月)22時49分53秒)
   
         アマン  《 9 》 
   ちょっとドキドキしました。膝の奥は見えないと思いますが、膝が開いてしまわない
 ように注意をしております。
 男でしたらば、ズボンを履いておりますので膝を着けるなんてしませんが、女としては
 当然の仕草なのです。
 スツールに座っていらっしゃる森嶋様は時々私の女らしい動作を見て嬉しそうです。
 「また・・来るよ・・」
 1時間ほどビールとチューハイをお飲みになった3人組はご機嫌で帰って行きました。
 「また・・いらして下さいね」
 マスターの時はしたこともないお店の外に出てのお見送りをしまして、ご機嫌の3人様
 がお帰りになりました。


  老紳士(・・と言うほどでもありませんが・・)3名様もお帰りになって、私は初め
 て女としてお客様を接待しまして、疲れてしまいました。
 何時もより30分も早いのですが、お店の看板をしまいましてクローズいたしました。
 「もう・・終わりにしようかしら・・」
 私が呟いて看板を仕舞っていると、カウンタ―で飲んでいらした森嶋様はコップやお摘
 みのお皿を片付けて下さいます。
 何時もはそんなことはされませんですが・・『わたしが疲れていることを知っているの
 かしら・・・』と考えて嬉しくなっております。

  「真琴、俺が店じまいをしておくから・・早く2階に行けよ・・・!女振りが上がっ
 たお前を早く抱きたいんだ・・・」
 やはり、若い彼は私を早く抱きたいらしいのです。先程の私の考え方は間違っていたよ
うです。
「はい。可愛がって下さいましね・・」
目を輝かせておっしゃる彼に「わたしは疲れてしまったのよ・・」などとはとても言う
ことは出来ません。お化粧まで施して完全な女になった私に欲情をして下さる大好きな
森嶋様に、年上のオンナとして失望など与えることはしたくないのです。
お店のママとしてのチョット蓮っ葉な女言葉を改めまして、彼のオンナになった私は
上品な女言葉を使いまして彼に媚ました。
基本的には『どうせ女になったのだから・・上品な言葉使いをした女になりたいわ・・』
と考えておりました。
彼もそれを・・望んでいるようです。

 お店の青い看板を仕舞い、戸締りを確認して2階に上がりました。
「美しい女だ・・な」とお客様にも言われたお化粧を落とすのは、名残惜しかったの 
ですが落として、お風呂を使いました。
私のお店は1階がバーですが、2階には6帖2間と本当に小さなシステムキッチンと
お風呂場が付いております。そのお風呂場にはトイレと洗濯機置き場とが一緒になった
1ルームです。(つづく)

アマン 投稿者:舞(5月10日(土)22時51分29秒)

   
         アマン  《 8 》
   年上の方が両手を添えてビールを注ぐ私の白い手の上に左手を重ねて来ました。
 「あらっ。零れる・・わよ」
 骨細の白い手の上に重ねられた武骨で太い指を、私はそっと外しています。そして森嶋様
 の方をチラリと見ますと彼は鷹揚に笑っていますが顔色は赤黒くなっています。
 その日は私は年増のホステスとして、お2人とエッチな際どい会話もいたしておりました。

  これは・・その日お店が跳ねた後.2階に上がりまして、彼に愛されている最中のこと
 ですが・・
 「今日店に来た2人連れのことなのだけど・・あの親父の方は気をつけろよ・・!『又
 来るから・・』と言っていたろう・・?」
 「お前のこの白い手を握っていただろう・・?今度来た時は身体に触るかも知れないぞ
    • ・気を付けるんだぞ・・」
森嶋様は律動を激しくしながらおっしゃいました。彼は妬いてくれているのです。
「気をつけます・・わ」
喘ぎながらも私が答えています。
彼は美しい女に変身した私に惚れ直して下さったようで、私は嬉しくってなりません。
お客様に身体を触れられるのも、そして彼がそのことを妬いて下さるのも、男だった
時には考えられないことなのです・・

 その2人連れのお客様が「また・・来るから・・」と言い終えて帰った30分位
後に、偶にお店に見えて下さるお客様がお友達を連れて来店してくれたのです。
本当に私がマスターからママに代わった途端にお店は何時になく繁盛しております。
『わたしの彼はお客様が来てくれることを、予言する力でもあるのかしら・・・』
と私は不思議なのです。

 「オヤッ・・マスターは・・?今日は休み・・かい?」
60台と思われるそのお客様は、お店に入って来るなり尋ねています。
「兄は・・ちょっと身体を壊しまして・・わたしが・・留守を守っていますのよ・・」
元の私を知っているお客様が入って来たことで咄嗟に嘘を付いて、妹になることに
しました。『妹ならばマスターに似ている・・と言われても可笑しいことはない・・』
と考えたのです。

 ボックス席に陣取ったお客様は同年代のお友達を紹介してくれました。どうやら、
囲碁の会の帰りらしいのです。
「こんな美人のママの居る店だったら・・来ない手はない・・な」
お友達は嬉しいことを言ってくれています。
ビールでの乾杯の後はウーロン杯とグレープサワーを作ってお出しをしますと、椅子
を叩いて私に座るように促しています。
真後ろに大きなスリットが入ったロングのドレスを翻して座りますと、何時もはズボ
ンで隠れています素足の膝裏がソファーに触れまして、『女になったのだわ・・』と
実感する私です。
殊更に女らしい仕草でソファーに浅く腰を降ろし、膝を着けて素足を流しますと、前
に座っているお客様がジッと私の動作を見詰めていました。(つづく)

アマン 投稿者:舞(5月8日(木)22時41分57秒)

   
         アマン  《 7 》
  着々と私を女にする彼の計画は見事と言うほどです。
 この10日間、毎晩のようにお店はいらして、私の後ろの蕾を貫いて、私は彼の言う
 ことには逆らおうとする気持ちを失っております。
 それに・・女に変身した方が・・美しくなると、今日の美容部員さんにお化粧をして貰
 って判ったのです。
 「はい・・仰せの通りにいたしますわ・・」
 絶対に逆らうことなどは考えられなくなっている私は年若の旦那様に承諾の返事をして
 いました。もうその頃には、女の仕草も女言葉も普通に上品なものになっていたのです。
 それもこれも森嶋様の言い付けです。
「そうか・・」
 森嶋様は大変嬉しそうに頷いておりました。


  その日曜日から、私は完全に女性としてお店に出ております。
 午後からデパートに行きましたので、美容部員さんにして貰ったお化粧はそのままで、
 買って頂いた肩が紐のドレスを着ましてお店に出たのです。
 私には小さな胸しかありませんので、これも美容部員さんに勧められたヌーブラを着
 けて胸を作りました。今はヌーブラと言う便利な物があるのですね・・
 オッパイの形をした樹脂を胸に貼り付ければ胸が出来ると云うもので、ブラジャーは
 使用しなくても良いものです。
 肩が出るドレスを着た時などは、肩紐が見えなくて最適です。

  その日曜日、6時にお店をオープンするやいなや、今まで来店されたことの無い方
 が2人も見えたのです。
 無論、森嶋様もお客様としてカウンターの定位置に座っておりました。
 「イラッシャイマセ・・」
 今までのマスターとしての私では無い甲高い女の声で、背広を着た2人組のお客様を
お迎えしておりました。
「ママ・・ビール・・」
2人はカウンターの中央のスツールに座って、肩のところが紐になっていまして白い
肩が出ている濃いエンジ色のドレスの私に呼びかけております。
 
 「はい・・おビール。お客様は初めてですよね・・」
ママと呼ばれた私は嬉しくなりまして、ビールを注ぎながら2人に話掛けておりまし
た。
「うんっ。何時もは駅の向こう側へ行くのだけれど・・今度こちら側を開発しようと
思って・・」
2人は建設会社の社員か、開発公社の職員らしいのです。
今度こちら側を開発するお話が持ち上がっているようです。私のお店も少しはその恩
恵に預かるのでしょうか・・

 「静かで・・いいところですね・・」
「はい。静かすぎるのが欠点ですけれど・・」
若い30代と思われるお客様が話掛けて来ました。
「こんな・・美しいママがいる店とは知らなかったよ・・。早くこっちへ来れば良か
った・・な」
私が笑って返事をしますと、今度は年配の上司と思われるお客様が冗談ぽく言い出し
ます。
2人は、私が女に化けてこうしてママとしてここに居るなんて・・夢にも思っていな
いようです。(つづく)
 

アマン 投稿者:舞(5月6日(火)22時47分00秒)

   
         アマン  《 6 》 
   「真琴。女に・・なれ!化粧をして店に出るのだ・・!お前だったら・・イイ女
になるぞ・・」
 森嶋様はそうおっしゃるのです。
 「だってェ・・お店に出るのは許してェ・・」
 「ダメだ・・!お前が女になって、店へ出るとお客も入ってくれるかも知れん・・ぞ」
私の旦那様は胸への愛撫を繰り返しながら、真面目な顔をされて言うのです。
 胸は私の2番目に弱いところです。1番目はヤッパリ・・森嶋様が挿入なさるオ〇ンコ
 です。

  突然、お話が変ります。
 「この胸も整形手術をして・・大きくしよう・・Dカップぐらいがいいかな・・」
 これは森嶋様の独り言のようです。
 彼の手が私の白い、『このところ大きくなったわ・・』と自覚しているお腰を通り越し
 てお尻に掛かって来ました。
 『妻もいない独り身なのだから・・女になってお店へ出るのもいいかしら・・「良い女に
なるぞ・・」と折角言ってくれるのだから・・』
このところ紅く色づいて来た胸を弄られてお尻を撫でられまして、覚えて来た快感の中
で考えています。
しかし・・私は自分の年齢のことを考えない訳には行かないのです。
遅くとも30代だったらば・・女に変身しても良いとは・・思うのですが、50代も半
ばの男が女に変ってしまったらば、世間の人は如何思うのでしょう・・心配です。
馬鹿にされる・・のに、決まっているようです。

 「考えさせて・・・下さいませ・・」
    • ・と森嶋様には申し上げた筈のなですが、彼はもう・・私が女装をしましてお店へ
出ることを承諾したかのように、準備を初めています。
何処で見かけたのかは知りませんが、お見せで着る派手なドレスや高価と思われるお化
粧品、お化粧道具、化粧鏡まで揃えて、私のお部屋に持って来てくれるのです。

 それから1か月ばかり経た日曜日です。
午後から、隣の駅の駅前にあるデパートに私を連れて行き、ウィッグを買って貰いまし
た。そして・・デパートの美容部員さんにお化粧をして頂いたのです。
その日は出来るだけ中性的な姿でデパートへ行ったのですが、まだ男の姿形の私です。
流石は美容部員さんです。その男が色濃く残っている私を、眉を細くしてウィッグを冠
ってはいますが、見事に美しい女に変身させてくれたのです。
「これが・・わたし・・?」
「思い切り女に・・してくれ・・」と彼が言ったのですが、眉も細くして目元には付け
睫毛までして、本当に自分か・・と思うほどの変身でした。
彼はお店に出るためのドレスから普段着ます女物の下着やシャツ、スカート、女物のG
パンまで揃えて下さいました。
そして・・私は今晩から女装をしてお店は出る約束をさせられてしまったのです。(つ
づく)

 
   
       

アマン 投稿者:舞(5月1日(木)22時33分06秒)

   
         アマン  《 5 》
   3か月のアフリカの主張から帰って来たその日に、蒼い顔をした妻が正座をして切り
 出して来たのです。
 傍の机の上には妻の名前と印を押してある離婚届がありました。
 「もう・・わたしはあなたと結婚生活を続けて行く自信はございません。ここに・・離婚
 届けにわたしの判が押してあります。あなたも印を押して下さい・・」
 妻は私が出張でいない間に考えたのでしょう。切口上で言って来ました。
 私はいろいろと説得しましたが、「うん」とは言いませんでした。
 最後に言われたのです。
 「あなたのペニスは小さくて細いのよ・・!これじゃあ・・女の人は満足しないわ・・」
 とです。

  あまりな妻の物言いに私は憤然としました。そこで、離婚届に印を押して、妻に投げ
 付けたのです。
 妻はそれを持って家を出て行ったのです。
 確かに私のものは小さくて貧弱なことは自覚をしておりました。
 外国でも2〜3回は女の人を抱いたこともありましたが、本当に糠に釘の状態でした。
 けれども・・面と向かって、そんなことを言われたのは初めてだったのです。怒るのは
 当然でしょう・・
 私を怒らせた離婚は成立しました。私が投げつけた離婚届を妻が提出したのでしょう。
 妻とはそれっ切り会ってもいません。どこで、何しているのでしょう・・
 女の人はもうコリゴリです。ますますSEXが嫌いになっておりました。

  そうおっしゃった森嶋様は、縋り付いている私のウィッグの髪を撫でて、その手で頚
 を掬いあげて顔を上向きにさせてキスをして下さいました。
 森嶋様はゴッツイ体格をしておりますが本当は優しい方なのです。SEXの時以外は彼
 のオンナとなった私には特に優しいのです。
 あの頃は男だった私と今はオンナになった私の違いはありますが私を何時も庇ってくれ
 た兄を思い出しています。
 体格も大柄だった兄に何処か森嶋様に似ているのです。



   3回目にお店にいらした時に、森嶋様に暴力的に襲われたのです。
 私はその時まで、健全な男でした。勿論、後ろの蕾は処女でした。
 後ろの処女を捧げた私を『彼のオンナになること』を誓わされるまで、男と男がSEX
 をするなんて考えたこともありませんでした。
 鍵を掛けたお店の中で突然襲い掛かられたその日から、森嶋様は毎日通って来まして、
 お店が跳ねると2階の寝室で、乳房を揉まれて後ろの蕾を彼の太い男根で愛されるので
 す。
 そして・・「俺のオンナになったのだから、4・6時中女になって暮らすんだ・・!」
 と、彼のオンナになることを誓はされた私に申すのです。
 「お前の名前は表札に書いてある通り、誠吾と言うのか・・?お前に名前をやろうと
 思うんだ・・!」
 誠吾じゃぁ如何にも男の名前だから・・・「まこと」にしようと思うんだ・・!書く時に
は真の琴がいいだろう・・」
 私が頷くと、また真琴と言う女の名前を付けて頂きました。私は「真琴」と言う名前に
 なりました。

  私は商社を辞めた時に退職金も少しはありましたが、このお店を手に入れたことによ
 り大部分を使ってしまいました。
 この酒場が私の食い扶持ぐらいは稼いでくれる・・と思っていたのですが、お客様が来
 てくれなくっては如何にもなりません。
 しかし・・特技の無い私としましては、この酒場が唯一の収入源なのです。辞めること
 など出来ないのです。(つづく)


アマン 投稿者:舞(4月28日(月)22時50分47秒)
   
         アマン  《 4 》 
   ボックス席の方を何の気も無しに見ますと、森様様がジッと私を見詰めているのに気
 が付いたのです。
 『わたしの顔に何か付いているのではないか・・・』と思いまして、思わず口元に手を当
 てていました。
 これは後で、森嶋様にお聞きしたお話ですが・・
 「真琴。お前は本当に色が白いんだな。女でもこんな白い女はいない・・ぞ」
 「あの時に・・お前を見て、身体も小柄だし・・骨も細いし、化粧をさせたら美人になる
    • ・と思って見ていたんだ・・」

「あの時って・・」
 『あの時って・・1番最初に、お店へいらっしゃった晩のことだわ・・』と薄々感じて
 おりましたが、私は甘えた女声で聞いていました。 
 もうその頃には、私は森嶋様のオンナになっていました。お店の2階の6畳間で白い裸身
 を愛でられて・・彼の逞しい胸の中におりました・・
 「1番最初に来た時・・さ。俺が見詰めているのに気付いたお前が、女見たいな仕草で口
 元を触れただろう・・?あの時さ・・」
 「でも・・・あの時は・・男の恰好をしていた・・わよ・・」
 「うん。でも・・照明の加減があるのかも知れないが・・兎に角真琴が色が白いことに
 気付いたんだ。もっとも・・駅前のスーパーでお前が真っ赤になっていたろう・・?あの
 時もそうだった・・が・・な」
 森嶋様はSEXが一段落して、テッシュを挟んでいる私の白いお尻を撫でながらおっしゃ
 っていました。

  そうなのです・・
 私は幼い頃より色が白くって、小柄なこともありまして、「可愛い・可愛い・・」と言わ
 れて女の子と良く間違えられていました。
 上には2つ違いの兄がおりますが、兄は身体も大きくってチョット乱暴者でした。いえ、
 私には優しい兄でしたが、外には乱暴者で通っていました。
 父親は大柄の偉丈夫でしたが、母親は小柄で私から見ても美しい人なのです。
 きっと兄は父親に似て、私は母親の血を引いたらしいのです。
 地元の小・中・高校。大学と兄に従って進んだので、私に言い寄って来ます女子学生は
 おりましたが、男性は1人もいませんでした。
 今になって考えると、兄が怖くて男性は恋愛の対象にならなかったのでしょう・・
 社会人になって商社にお勤めをして、初めて兄の庇護から解放されたのです。
 その兄も35歳の時に、肝臓病で亡くなっております。

 兄が死んで2年後に、お見合いをしまして結婚をしました。
 結果的には、その結婚は失敗でした。
 私が仕事で飛び回っておりまして、妻を構ってやらなかったのです。
 体毛もほどんと生えていなく、女性のように白い躯をしました私は、その白い躯にコン
 プレクスを抱いておりました。学生時代より、SEXと云うものに興味を抱かなかった
 のです。
    • ・・と言うよりも、私の持ち物が余りにも小さくって貧弱なものでしたから、女の人
が怖かったのかも知れません。(つづく)

アマン 投稿者:舞(4月26日(土)22時50分42秒)

   
         アマン  《 3 》
  もう10日も前のことです。いつも買い出しに行っている駅前のスーパーでのことです。
 レジのところで私が小銭を出そうとしました時に、お財布からザラザラと小銭が零れ落ち
 てしまったのです。
 その時にレジは3人から4人の主婦達が並んでいました。私は焦って慌てふためいてしま
 ったのです。
 直ぐ後ろに並んでいた森嶋様が親切にもしゃがんで、一緒に小銭を拾って呉れました。
 「全部のようですよ・・」
 小銭が10数枚あったでしょうか・・肉厚の大っきな手に拾った小銭を乗せて私に差し出
 してくれたのです。
 「アリガトウゴザイマス」
 自分の失態に私は真っ赤になって、それだけを言ってそそくさとレジを済ませて、スーパ
 −を後にしておりました。
 後でそのことを思い出して『もっと丁寧にお礼を言わなければいけなかった・・』と悔や
 みましたが、後悔先に立たずでした。

  
  私のお店は6人掛けのボックス席とカウンターに5席の小さなバーです。
 そのボックス席に上級生らしい方が座って、カウンタ―に4名が腰を降ろしています。
 カウンターに座ったのは、その仕草から判断すると下級生だと思われます。皆さん大柄で
 椅子が小さくほどです。
 「いらっしゃい・・ませ」
 営業用のスマイルを浮かべてオシボリを取り出しますと、カウンターに座った下級生らし
 き方が立ち上がり、ボックス席まで運んでくれていました。

  「まずは・・乾杯・・だな?」
 森嶋様の対面に座ったサブと呼ばれている学生さんがオシボリを取り上げて袋を破り、森
 嶋様に渡しながら聞いています。
 森嶋様は頷きました。
 「人数分ビールを下さい・・」
 森嶋様が頷いたのを見たマネージャーと呼ばれる学生さんが、私に声を掛けていました。
 統制が取れていると云うのか、何でも森嶋様の一声が必要なようでした。

 冷蔵庫からビールを取り出しまして、グラスを揃えてカウンターの上に置きますと、下級
 生が勝手にビールの栓を抜いてボックス席まで運んでくれています。
「乾杯!」
 ビールを注いで、全員が野太い声で宴会が始まりました。
 話の様子から、彼等は駅の向こう側にあります、東方大学の柔道部の部員さんらしいので
 す。今は柔道部もハイカラになってチーフ。サブ。マネージャーと言うそうです。
 ハイカラなんて言葉は死語でしょうか・・

 今日は新人戦がありまして、準優勝をしたらしいのです。
決勝戦まで行きましたが、残念ながら負けてしまったようです。今日は残念会と云うとこ
ろでしょう・・か。全員が残念がっておりましたので・・
「マスター。ビール」
マネージャーの声にビールを4本カウンターの上に置きました。(つづく)

アマン 投稿者:舞(4月24日(木)22時43分45秒)

   
         アマン  《 2 》

  弓掛誠吾というのが私の本名です。
 50歳の時に勤めていた商事会社を辞めて、バーのマスターに変身しました。
 商事会社では課長まで勤めて部下を30人も使っておりましたが、ある大きな取引に失敗し
まして会社を馘同様に辞めたのです。商事会社と云うものは厳しいものです。
私のバーは野猿街道から小路を1本入ったところにあります。小さなバーでして、10人も
入れば超満員になってしまいます。
開店当時は若い娘を使っていましたが、経費が掛かるので今は私1人です。
駅の向こうに大学が出来ましたのは、私がバーを営む5年ほど前です。
当時は、そこの大学の学生さん達を当てにしてバーを始めたのですが、やはり駅の向こう側
ということもあってでしょうか、今まで学生さんが来店したことは一度もありません。


 4月も末のある晩のことでした。
私のお店は月曜日が休業日ですので、火曜日だったと記憶しております。
お店の駐車場に車が2台入って来たようです。バタンバタンと車のドアーが閉まる音が複数
回聞こえました。
東京都と言っても神奈川県と県境にあるような場所です。駐車場を3台分備えてありました。
    • ・と云っても、一台分は私の軽自動車で塞がっているので来客用は2台です。

「オヤッ・・珍しいこともあるものだ・・な」
呟いて、カウンターの椅子に腰を降ろして読んでいた推理小説の文庫本に栞を挟んで、私は
立ち上がりました。
本当に大勢でいらっしゃるお客様なんて、大変珍しいのです。ひょっとすると開店以来かも
知れません。
週に2回は必ず自転車で来店して下さるご老人も今日は来る日ではありません。
私のバーはいつも・いつも閑古鳥が鳴いているのです。

 お店の扉を開けたのは、いずれも大柄な学生さん達でした。総勢7名でした。
1番最後に入って来たのは学生さん達の中でも一際大柄で厳つい姿をした学生さんでした。
現在の私の彼氏・いえ旦那様となった森嶋様です。
入っていらした森嶋様は私を見て、一瞬ですが「オヤッ」と目を見張ったのです。
『何処かでお会いしたことがあるような・・』と私は思っておりましたが、皆さまをお迎
えする忙しさに紛れて思い出すこともありませんでした。

 その翌々日、今度はお独りで見えています。その時のことです。
「マスター。駅前のスーパーには・・・良く行くのかい・・?」
カウンターの一番奥にお座りになると、私がお出ししたオシボリで手を拭きながらそう
聞いて来るのです。
「はい。良く行きます・・」
森嶋様が聞いてこられて、初めて思い出しました。
先日お見えになった時には、皆さん学生服でしたので判らなかったのですが、私が何時
も利用する駅前にあるスーパーでお会いしたことを思いだしました。

 そのスーパーに行った日に、森嶋様は黒い半袖シャツにジーパンを履いておられたの
です。
2回目に見えられた時には、カウンターの奥に座わられてグレープサワーをご注文され
ていました。私はサワーを作ってカウンタ―に置いたところです。(つづく)